髪の毛すかないとどうなる？後悔しない判断と対処法を解説

2025年4月23日

髪の毛って、すいた方がいいのか、それともそのままがいいのか…

そんなふうに迷ったことって、ありませんか？

とくに髪の量が多かったり、いま髪を伸ばしてる最中だったりすると、毎日のスタイリングが大変だったり、見た目のバランスが気になったりしますよね。

今回は「髪をすかないとどうなるの？」ってところを中心に、メリットやデメリット、どんな人に向いてるか、もしすきすぎちゃった時の対処法まで、ママ目線でわかりやすくまとめてみました。

Aya

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この記事のポイント

髪をすかないと起こりがちな見た目・扱いやすさの変化を解説
すかないことで得られるまとまり感や厚みのあるスタイルの魅力
すきすぎによるトラブル事例と、リカバリーの具体策
髪の長さや季節ごとの理想的なすく頻度とオーダーの工夫

髪をすかないとどうなる？よくある「重たい髪型」の失敗例

髪ってすかないままにしておくと、見た目や扱いやすさってどうなるのかな？って、不安になることありませんか？

とくに髪の量が多いタイプだったり、いま髪を伸ばしてる途中だと、すくかどうかで毎日のストレスもけっこう変わってきますよね。

まずいちばんよく聞く悩みが、「髪が重たく見える」ってこと。

すいてない髪は毛先に向かってどんどん厚みが出てくるから、ボリュームが一箇所に集まりやすくて、顔まわりが暗く見えちゃうことがあるんです。

実はこれ、私の友達の話なんですけど、出産してからしばらく美容院に行けなくて、髪をそのまま伸ばしてたんですよね。

そしたら前髪も毛先もすっごく厚くなっちゃって、ある日ふと子どもとの写真を見返したときに「なんか私の髪型だけ浮いてる…？」って気づいたらしくて。

それで思いきって美容院に行って、内側だけ軽くすいてもらったら、びっくりするくらい印象が変わったんですよ。

「顔まわりが明るく見える！」って、すごくうれしそうに話してました。

こうやって髪が重たいと、顔まわりに影ができやすくて、なんとなく疲れた印象になっちゃうこともあります。

あともうひとつの悩みが、「ヘアスタイルがきれいにキマらない」ってこと。

髪の量が多いままだと束感が出にくくて、スタイリング剤をつけても思うような動きが出なかったりするんですよね。

アイロンで毛先を外巻きや内巻きにしても、髪が重たくてすぐに落ちちゃったり、根元がペタンとなってバランスが取りにくかったり。

しかも内側に毛がたまりすぎると、シルエットが四角く見えちゃうことも。

これは髪の中に重さが残りすぎてて、上から押さえつけられたような、不自然な形になるからなんです。

それに、ママとしては「乾かす時間」もすっごく大事なポイントですよね。

子どもを寝かしつけたあとって、自分の時間がほんとに貴重だから、できればドライヤーの時間も短く済ませたいところ。

すいてある髪の方が風通しがよくて、水分も抜けやすいから、乾くまでの時間がけっこう変わってくるんです。

ちなみに美容師さんいわく、すかずにそのままにしてると、髪が“厚塗りメイク”みたいに見えちゃうこともあるんだとか。

お肌がキレイでも、メイクが重たすぎると顔全体がのっぺり見えるように、髪も「抜け感」がないと、ちょっともっさりした印象になっちゃうみたい。

でもね、すくのが正解ってわけでもないんです。

だから次は、「すかない派」の人がどんな理由でその選択をしてるのか、ちょっと見ていきましょう♪

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髪をすかないメリットもある？「すかない派」が選ぶ理由とは

「髪をすかないと重くなるから、やっぱり軽くした方がいいよね」と思いがちですが、実は「すかない」ことにもきちんとメリットがあるんです。
それに気づいた方々が、あえて“すかない派”を選んでいる理由には、それぞれのライフスタイルや髪質に合った納得の理由があるんですよ。

まず代表的なのが、「まとまりが良くなるから」という理由です。
すかない髪は毛量が均等に残っている分、髪同士が絡みにくく、まとまりが出やすいという特徴があります。
たとえば、朝の支度で髪をひとつに結ぶとき、すかれていると毛先がピンピン跳ねてしまうことがありますが、すかない髪は落ち着きがあって毛先までスッとそろいやすいです。

実際、私の知人に「朝はとにかく時間がない」というママがいて、いつも髪を後ろにまとめることが多いんです。
以前は「軽くしてください」とオーダーしていたそうですが、ある日思い切ってすかずに整えてもらったところ、結んだときに毛先が収まりやすくなり、スタイリングがずいぶんラクになったそうです。
すく＝セットしやすいと思われがちですが、場合によってはその逆もあるんですね。

次に多いのが、「厚みのあるヘアスタイルを楽しみたい」という声です。
特にボブや切りっぱなしスタイルなど、重さを活かすデザインでは、すかないことでヘアスタイルにメリハリが出るというメリットがあります。
言ってみれば、ふわっとしたシフォンケーキよりも、しっとりと重さのあるガトーショコラのような印象を求めている感じでしょうか。
見た目の“密度”を大事にしたい方にとっては、毛量を残すことで全体のシルエットに安定感が出るのです。

また、すかないことで「パサつきが目立ちにくくなる」という面も見逃せません。
というのは、すかれた毛先は細く不ぞろいになりやすく、乾燥しているとその部分が広がってしまうんですね。
ですが、すかない髪は一本一本がそろっているため、まとまりやすく、特に乾燥が気になる冬場にはしっとり感が出やすいです。

ちなみに、美容師さんによっては「髪をすかないカット」が得意な方もいらっしゃいます。
すきバサミを使わずにハサミ一本で丁寧に毛量を調整してくれる方に出会えたら、すかないスタイルでも驚くほど扱いやすくなりますよ。

尚、「すかない＝重い・古い」と思われがちですが、今はナチュラルで重ための質感も人気があるんです。
たとえば韓国風ヘアやワンレンストレートのように、厚みのある毛先やライン感を大切にするスタイルでは、すかないことでむしろ洗練された印象になります。

ただし、すかないスタイルが万人に合うわけではありません。
そこで次は、すかない方が向いているタイプ、すいた方が合っているタイプの違いを見ていきましょう。

すかない方がいい人・すいた方がいい人の違いをチェック！

髪をすくかどうかの選択は、単に好みの問題だけではなく、髪質やライフスタイル、目指したい雰囲気によっても大きく変わってきます。
すかない方が快適に感じる人もいれば、すいた方がセットしやすくなる人もいて、それぞれに向き不向きがあります。
ここでは、その違いをわかりやすく見ていきましょう。

まず「すかない方がいい人」の特徴としてよく挙げられるのが、髪が細くてやわらかいタイプの方です。
このタイプの方は、すいてしまうと毛先が薄くなりすぎて、ペタッと見えてしまうことがあります。
たとえば、猫っ毛のママが「毛量が多く感じてすいたけど、仕上がったら頭が小さく見えすぎて変だった」というケースもありました。
髪が細い方は、見た目の“厚み”を保っておく方が、全体のバランスが取りやすくなるのです。

さらに、「乾燥しやすくパサつきやすい髪質」の方も、すかない方がまとまりやすくなることがあります。
なぜなら、すくことで毛先が不ぞろいになり、水分が逃げやすくなってしまうからです。
冬場など乾燥する季節には、すかないことで髪全体がしっとり見えるという利点もあります。

一方で、「すいた方がいい人」と言われるのは、毛量が多く、太くて硬めの髪質の方です。
このタイプは、すかないままだとどうしても全体が重く、広がって見えてしまうことがあります。
たとえば、長時間抱っこやおんぶをしているママにとって、髪の量が多いと「熱がこもって不快」と感じることも。
すいておくと風通しがよくなり、ドライヤーの時間も短縮できるという嬉しいメリットがあります。

また、「ヘアアレンジが多い人」や「毎朝コテやアイロンで動きをつけたい人」にも、すくことは向いています。
理由は、毛量を適度に減らすことで、巻いたときに束感が出やすくなり、ヘアスタイル全体がふんわり軽く仕上がるからです。

言い換えると、ナチュラルでしっとり落ち着いた雰囲気にしたい人はすかない方が合い、
軽やかで動きのあるスタイルを楽しみたい人はすいた方が合っている、というふうに考えると選びやすいかもしれません。

ちなみに、美容室でオーダーするときには「全体はすかずに、内側だけ軽くしてください」や「毛先はそろえてほしいけど重すぎるのも困る」など、少し細かく伝えると、美容師さんもイメージを共有しやすくなります。
特に初めて行くサロンの場合は、画像を見せながら「このくらいの軽さが理想です」と伝えるのも効果的です。

尚、自分の髪がどちらのタイプに当てはまるか迷う場合は、「前回カットしたあと、扱いやすかったかどうか」を思い出してみるのがおすすめです。
すいたときにセットが楽だったならすく方向で、まとまりが悪くなったならすかない方向で相談してみると、自分に合ったスタイルが見つけやすくなります。

では次に、美容院でよくある「すきすぎてしまった失敗」とその対処法について詳しく見ていきましょう。

美容師が語る「すきすぎNG」なケースとそのリカバリー方法

「軽くしたい」と思ってお願いしたはずなのに、仕上がりを見て「あれ、なんだかスカスカ…？」と感じたことはありませんか？
それ、もしかすると「すきすぎ」が原因かもしれません。
美容師さんの中でもよく耳にする「すきすぎトラブル」。
ここでは、すきすぎてしまった場合にどんなことが起こるのか、そしてどうリカバリーすればいいのかを、具体的にお伝えします。

まず、すきすぎることで起きやすいのが「毛先がスカスカになり、まとまりにくくなる」という悩みです。
すきバサミで何度も内側をカットしすぎてしまうと、表面は重たく見えているのに、内側は薄くなりすぎてバランスが取れなくなるんですね。
とくに髪を結んだとき、束感が出ずに毛がピンピン飛び出してしまう、そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

たとえば、あるママは「ドライヤー時間を短くしたくて、毛量をしっかりすいてください」と伝えた結果、根元は重いのに毛先が極端に軽くなってしまい、毎朝のセットが逆に大変になってしまったそうです。
その後、美容院で相談して、レイヤーを入れ直し、アイロンで自然な動きを出しやすいように整えてもらうことで、なんとかリカバリーできたと話していました。

このように、すきすぎることで扱いにくくなるだけでなく、「髪がパサパサして見える」「ヘアスタイルの形が崩れてしまう」といった問題も起きがちです。
とくに乾燥しやすい髪質や、細い髪の方は、毛先が不ぞろいになると水分保持が難しくなり、広がりやすくなる傾向があります。

では、すきすぎてしまったとき、どう対処すればいいのでしょうか。
ひとつ目の方法は「形を整えるカットでリカバリーする」ことです。
すきすぎた部分が目立たないよう、他の部分とバランスをとって調整してもらうことで、見た目の印象がかなり変わります。
このときのポイントは、長さを極端に短くするのではなく、部分的な補正にとどめること。
そうすることで、伸ばしかけの髪でもダメージを最小限に抑えられます。

また、すきすぎた毛先に「ゆるめのパーマをかけて動きを出す」という方法もあります。
パーマによってふんわりとした毛束感が出るため、薄くなってしまった部分を自然にカバーしやすくなります。
ただし、すでにダメージがある状態では負担がかかる可能性もあるので、髪の状態を見ながら慎重に選ぶ必要があります。

更には、自宅でできるリカバリーとして、「ヘアミルクやオイルでしっとり感を補う」方法もあります。
乾いた髪に軽くなじませるだけでも、毛先のパサつきをやわらげて、まとまりのある印象になります。
とくに朝の忙しい時間帯には、スタイリングの前に根元ではなく毛先だけに使用すると、重たくなりすぎず自然な仕上がりになります。

尚、美容院でオーダーする際、「軽くしたいけど、毛先はまとまりがほしい」といったふうに、具体的な悩みを伝えることがすきすぎ防止にはとても有効です。
「量を減らす」とひとことで言っても、その方法にはいろいろなテクニックがあり、全体を少しずつすくのか、部分的に調整するのかで仕上がりが全く違います。

ちなみに、子育て中の方ほど「軽くしてほしい」とお願いしがちですが、実はすきすぎよりも「ドライしやすいカット」をお願いする方が扱いやすくなるケースもあります。
たとえば、根元はふんわり、毛先はまとまりよく整えるようなカットを意識すると、忙しい毎日でも快適に過ごせる髪型になります。

では次に、伸ばしかけや毛量の多い方が失敗しないためには、どんなオーダーをすればいいのか。
その実例を交えてご紹介していきます。

伸ばしかけ・量が多い人のベストなオーダー例【実例あり】

髪を伸ばしている途中や、もともと毛量が多いタイプの方は、美容室でのオーダーがとても大切になります。
というのは、少しの伝え方の違いで、仕上がりが大きく変わってしまうからです。
特に、忙しい毎日の中でお手入れをラクにしたいママにとっては、自分に合ったオーダーを知っておくことが、ストレスのない髪型への近道になります。

まず「伸ばしかけ」でありがちなのが、「形が中途半端で、毛先がはねやすい」という悩みです。
この時期の髪は肩に当たりやすく、内巻きにしてもすぐに外にはねてしまうことがあります。
たとえば、あるママは「朝アイロンで整えても、子どもと遊んでいるうちにすぐバラバラになってしまう」と話していました。

そのような場合のオーダーとして効果的なのは、「毛先を整える程度のカット＋内側の毛量を軽くする」という方法です。
全体をすかずに、内側だけに軽さを出すことで、毛先のまとまりはそのままに、扱いやすさをアップさせることができます。
このように内側をすくことで、髪全体のボリュームは抑えられますが、外から見ると厚みは残るので、しっかりとした印象をキープできます。

また、量が多い方にとっての悩みは、「髪が広がる」「乾かすのが大変」というものが多いようです。
とくに暑い季節になると、根元に熱がこもってしまい、首まわりが不快に感じられることもあります。

そのような方は、「後頭部や耳後ろなど、目立たない部分を中心にすいてください」とオーダーすると良いでしょう。
なぜなら、見た目の厚みは残したまま、内側から風通しを良くすることで、乾かす時間がぐっと短くなるからです。

たとえば、2人のお子さんを育てるママが、美容師さんに「前から見た感じは変えたくないけど、とにかく乾かすのがつらい」と相談したところ、襟足と耳後ろだけを集中的にカットしてもらい、その後はドライヤー時間が3分以上短くなったそうです。

ちなみに、すきすぎると結んだときに毛が飛び出してしまうことがあるので、ヘアアレンジをよくする方は「結んだときに落ち着いて見えるようにすいてください」と伝えるのもおすすめです。
特にお団子や三つ編みをすることが多い方は、毛束感が残るようなすき方を意識すると、まとまりやすくなります。

更には、顔まわりや前髪に段差を入れすぎないようにしてもらうことで、伸ばしかけでも違和感が少なく過ごせます。
「顔まわりは重ために残して、あとはすっきりしたいです」といったバランスのとれたオーダーが、美容師さんにも伝わりやすいポイントです。

尚、美容室によっては「カウンセリング時間」がしっかり取られているところもありますので、オーダーに不安があるときは、その時間を活用して「乾かすのが大変」「朝のセットを簡単にしたい」といったライフスタイルに合わせた相談をすると安心です。

では次に、髪をすく頻度はどのくらいが理想的なのか、季節や髪の長さに合わせた目安についてお話ししていきます。

髪をすく頻度はどれくらいが理想？季節・長さ別の目安も紹介

「そろそろ髪が重たくなってきたかも」と思っても、実際いつ美容院に行けばいいのか、すく頻度の目安がよく分からないという方は多いのではないでしょうか。
特に、子育て中のママにとっては、美容院に行くタイミングすら貴重な時間。
だからこそ、自分に合ったペースを知っておくことで、無理なくきれいな髪を保つことができます。

まず、髪の長さによって理想的なすく頻度は少しずつ変わってきます。
ショートからミディアムの方は、1か月半〜2か月に1回のペースが理想的とされています。
というのは、短めのスタイルは髪の伸びがすぐに形に影響を与えてしまい、全体のバランスが崩れやすいからです。

たとえば、前髪を含めたショートボブにしていたママが、2か月ほど放置してしまった結果、トップがつぶれ、毛先だけが外に広がってしまったということがありました。
そうなると、いくらアイロンで整えても収まらず、朝の準備に余計な時間がかかってしまったそうです。

一方で、ロングヘアや伸ばしかけの方の場合は、2〜3か月に1回程度でも十分なことが多いです。
なぜなら、長さがある分、多少伸びてもヘアスタイルの崩れが目立ちにくいからです。
ただし、毛量が多いタイプの方や、湿気の影響を受けやすい髪質の方は、間隔を少し短めにした方が快適に過ごせることがあります。

次に、季節によっても調整するのがおすすめです。
たとえば、夏前にはしっかりめにすいておくと、汗や湿気による広がりを抑えることができます。
逆に、冬場は空気が乾燥していて髪が広がりにくいため、無理にすかずにしっとり感を残すことで扱いやすさを保てる場合もあります。

たとえば、あるママは5月に髪をしっかりすいてから夏を迎えたところ、暑い日も髪がまとまりやすく、首元もすっきりして快適だったそうです。
一方で、冬に同じようにすいたら、静電気で毛先がパサパサになってしまい、結局ヘアオイルをたっぷり使う羽目になったと話していました。
このように、季節の特性に合わせてすき方を調整することは、快適さにもつながってくるのです。

尚、「今すぐ美容院に行けないけど、少し軽くしたい」と感じるときは、結び方を工夫したり、表面の髪だけブローで整えるだけでも印象が変わります。
髪をすくこと自体を急がずに、今ある髪をどう扱うかを考えることも、日々のストレスを減らすひとつの方法です。

ちなみに、美容師さんにすく頻度について相談するときには、「次は何週間後くらいに来るのがよさそうですか？」と聞いてみると、髪質やヘアスタイルに合わせた提案をしてくれることが多いです。
その場で次回予約を取っておくと、つい忘れてしまうことも防げますし、理想のタイミングで髪型を保てるようになります。

それでは最後に、この記事全体をふりかえりながら、「髪をすかないとどうなるのか」の総まとめをしていきましょう。