スキンケアとヘアケアの順番に迷ったら読む記事

「スキンケアとヘアケアの順番、いつも何となくやってしまってる…」そんなお悩み、ありませんか？

私もずっと「どっちが先でもいいよね」と思っていたけど、ある日プロの意見を聞いてから、「スキンケアとヘアケアの順番」に気を配るようになりました。

実際にやってみると、肌のうるおい感も、髪のまとまりも全然違って驚いたんです。

本記事では、「スキンケアとヘアケアの順番」を見直すことで得られる効果と、毎日でも続けやすいルーティン方法を詳しくご紹介しています。

忙しいママでも無理なくできるよう、やさしく丁寧に解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

お風呂上がり、スキンケアとヘアケアはどちらが先？専門家の見解

• 化粧水や保湿ケアは先？
• ヘアケアで水分が飛ぶ？
• 順番が肌や髪に与える影響は？

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お風呂上がりのバタバタした時間、「スキンケアが先か、ヘアケアが先か」って迷いますよね。

わたしも昔は、タオルで髪を包んだままスキンケアをしていたんですけど、あるとき美容師さんに「その順番、もったいないかも」と言われたのがきっかけで、意識がガラッと変わりました。

それぞれの優先順位、どう考える？

結論から言うと、「ヘアケアをある程度先に進めてから、スキンケアを丁寧に行う」という流れが理想的なんです。

なぜなら、お風呂上がりはどんどん水分が蒸発してしまうから。
髪も肌も、乾くスピードが思っているよりずっと早いんです。

とくにドライヤーの熱風が顔に当たると、せっかくの化粧水やクリームが台無しになる可能性も。

スキンケアを丁寧にしても、そのあとに髪を乾かすことで肌が乾燥してしまったら、保湿効果が薄れてしまうんですね。

おすすめの順番はこれ

専門家や美容家のあいだでもよく言われているのは、

1. 髪のタオルドライ（軽く水分をとる）
2. 化粧水・導入美容液を先にさっとつける（プレ保湿）
3. ヘアケアを進めてドライヤーまで終える
4. 仕上げにクリームやオイルでスキンケアを完了させる

という順番。

この流れなら、どちらも「水分が逃げる前にケアできる」ので効率的なんです。

たとえばこんな状況を想像してみてください

赤ちゃんの肌に保湿クリームを塗るとき、乾いた後じゃなくて、お風呂上がりのやわらかい肌のうちに塗りますよね？
それと同じで、大人のスキンケアも「まだ水分がある状態」がカギなんです。

また、ドライヤーをあてると、顔まわりの水分も奪われがちなので、「保湿の仕上げ」はドライヤーのあとにもう一度するくらいが理想的ですよ。

髪と肌、どちらも大切だからこそ

スキンケアとヘアケア、どちらも美容の基本だからこそ、順番をちょっと工夫するだけで仕上がりの違いが大きくなるんです。

わたし自身、スキンケアを後半にまわすようになってから、「肌のもっちり感が朝まで続いてる」と感じることが増えました。

ちなみに、顔に保湿ミストを仕込んでから髪のドライに入ると、乾燥も防げておすすめです。

では、次に「スキンケアの正しいステップとタイミング」について、もう少し具体的に見ていきましょう。

スキンケアの正しいステップとタイミング

スキンケアって、ただ「化粧水をつけて乳液でフタをする」だけじゃ足りないんですよね。

たとえばお料理だって、具材の順番や火加減を間違えると全然違う味になるように、スキンケアも順番やタイミングを意識するだけで効果がぐんと変わるんです。

そこで今回は、「基本の流れ」「それぞれの意味」「やりがちな失敗」をわかりやすくお伝えしますね。

ステップ① 洗顔（またはふき取り）

まず最初は、肌の汚れや皮脂をリセットするステップです。

お風呂上がりでも、顔に汗やぬるま湯が残っていると化粧水がなじみにくくなることもあるので、必要に応じてふき取り化粧水を使う方もいます。

とくに皮脂が多めの方や、メイクが残っていそうなときは念入りに整えるのがおすすめです。

ステップ② 化粧水で水分補給

つぎに、化粧水でしっかりと水分をチャージします。

肌の奥まで染みこませるには、手のひらでやさしく押し込むようにつけるのがポイントです。

コットンを使う方もいますが、摩擦が気になる方は手のひら派でも大丈夫です。

ちなみに、手が冷えていると肌へのなじみも悪くなるため、手のひらを温めてから使うのもひとつのコツですよ。

ステップ③ 美容液で栄養チャージ

その後は、美容液でお肌の悩みにアプローチするステップです。

シミやシワ、ハリ不足など、自分の悩みに合わせたものを選ぶと効果が出やすいです。

わたしは出産後、急に乾燥がひどくなったので、セラミド配合の美容液に変えたら翌朝の肌がふっくらして感動しました。

なお、美容液の重ねすぎは逆効果になることもあるので、1〜2種類までが無難かもしれません。

ステップ④ 乳液やクリームでフタをする

最後は、水分と栄養を逃がさないようにフタをする工程です。

乳液やクリーム、ナイトオイルなど肌質に応じて選びますが、「べたつきが気になるから使わない」という方も意外と多いんです。

けれど、スープにフタをしなければすぐに冷めてしまうように、保湿のラストステップを省くと水分がすぐ蒸発してしまうんですよね。

とくに冬場やエアコンのきいた部屋にいる方は、乾燥しやすいので要注意です。

タイミングは「洗顔・お風呂上がりから10分以内」が勝負

「あとでやろう」はスキンケアでは禁句です。

なぜなら、お風呂上がりや洗顔後の肌はどんどん水分が逃げていくから。

目安としては、タオルドライ後すぐ〜10分以内がゴールデンタイム。

たとえば赤ちゃんの肌も、お風呂上がりにすぐ保湿しないとカサカサになりますよね。

それと同じで、大人の肌も乾いてしまったあとでは保湿力が下がってしまうんです。

こんなNG例に注意

以下のようなスキンケアは、効果を下げてしまうこともあるので注意が必要です。

• 化粧水をつけただけで終わりにしてしまう
• ドライヤーのあとにスキンケアを始める
• 美容液だけで満足して乳液やオイルを使わない
• つける順番をバラバラにしてしまう

どれも「なんとなくやっていた」ことが多いですが、順番とタイミングを変えるだけで肌の調子が見違えることもあるんですよ。

わたしの友人も、冬の間ずっと粉ふきが悩みだったのに、スキンケアのタイミングをお風呂上がりすぐに変えただけで、2週間後には「最近化粧ノリが違う」と実感したそうです。

さて、ここまででスキンケアの基本ステップがわかってきたところで、次は「ヘアケアの基本ステップと注意点」について見ていきましょう。

ヘアケアの基本ステップと注意点

「髪の毛も肌と同じくらい丁寧にケアする」って、わかってはいても、日々の忙しさでつい後回しになりがちですよね。

だけど、髪の毛は一度傷むと元に戻らないと言われるほどデリケートな存在。

だからこそ、基本のステップをしっかり押さえて丁寧に続けることが、ツヤ髪への近道なんです。

ステップ① タオルドライで水分をほどよくオフ

まず最初は、お風呂から出たあとのタオルドライです。

びしょびしょのままドライヤーを使うと、風を当てる時間が長くなって髪の水分が奪われすぎてしまいます。

たとえば、お皿を拭かずにレンジにかけると水滴が跳ねてうまく温まらないように、水分が多すぎる髪もドライの効率が悪くなるんですね。

だから、やさしく包み込むようにタオルで押さえて、水分を軽く取り除いておくのが大切です。

なお、こすったりゴシゴシ拭くのは摩擦の原因になるので要注意です。

ステップ② 洗い流さないトリートメントをなじませる

次に、ヘアミルクやオイル、ミストなどのアウトバストリートメントを使います。

これは、髪に保湿と保護の役割を与える重要なステップです。

髪質に合わせて選ぶと、より効果的ですよ。

たとえばわたしはパサつきが気になるタイプなので、ミルクタイプを中心に毛先だけオイルを足しています。

また、ドライヤーの熱から守ってくれるヒートプロテクト成分入りのものもあるので、熱ダメージが気になる方は意識して選んでみてください。

ちなみに、手のひらに残ったオイルを前髪につけると重くなりすぎることがあるので、前髪は最後にほんの少しだけ触れる程度で十分です。

ステップ③ ドライヤーは根元から乾かす

ドライヤーをかけるときは、根元からしっかり乾かすのが基本です。

なぜなら、根元が湿っていると頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイやフケの原因になることがあるからです。

そのうえ、毛先ばかり乾かしていると、逆にダメージが集中してパサつきやすくなるんですね。

たとえば、パンを焼くときに外側だけ焦がしてしまって中が生焼け、みたいな状態です。

そうならないためにも、まず頭皮→中間→毛先の順に乾かすイメージでドライヤーを使いましょう。

ステップ④ 冷風でキューティクルを閉じる

温風だけで終わらせず、最後に冷風を使うのがプロの技なんです。

なぜなら、冷風にはキューティクルを引き締めて、ツヤを出す効果があるからです。

お風呂上がりに冷水で顔を引き締めるのと同じ理屈で、髪の毛も冷風でしめてあげると、手触りも見た目も整いやすくなります。

特に湿気の多い日は、最後の冷風ステップを意識するだけで広がりやうねりが出にくくなることもあります。

よくある注意点と失敗例

せっかく丁寧にケアしていても、ちょっとしたクセや勘違いで効果が半減してしまうこともあります。

たとえば、

• 濡れたまま自然乾燥している
• タオルでゴシゴシ拭いている
• トリートメントをつけすぎてベタついている
• ドライヤーを一点集中であてている
• ブラシで濡れた髪を強くとかしている

といった行動は、どれもダメージの原因になる可能性が高いんです。

わたしの友人は、毎日ちゃんとオイルを使っているのに髪が広がるのが悩みだったんですけど、「冷風で仕上げる」を取り入れたら3日で変化を感じたと喜んでいました。

尚、ドライヤーは風量があるものを選ぶと時短にもなって便利です。

では次に、スキンケアとヘアケアをどちらも無理なく続けるための「効率のよいケアのコツ」について一緒に見ていきましょう。

スキンケアとヘアケアを効率よく行うためのコツ

お風呂上がりって、本当に忙しい時間帯ですよね。

子どもを拭いて、着替えさせて、自分の髪も顔も整えなきゃ、と思ってるうちにあっという間に10分が過ぎていたりします。

それゆえに、スキンケアとヘアケアをどれだけ効率よくできるかが、忙しい毎日を乗り切るポイントなんですよね。

ここでは、時間がなくてもバタつかずに続けられる、ちょっとした工夫をご紹介します。

タオルで髪を包みながらスキンケアを先行

まずおすすめなのが、髪の毛をタオルでゆるく巻いている間にスキンケアをスタートさせる方法です。

なぜなら、ドライヤー前にある程度水分をタオルで吸っておくことで、あとがグッとラクになるからです。

たとえば、料理で言えば「煮込みの間にサラダをつくる」ような感覚です。

時間を並行して使えると、気持ちにも余裕が出てきます。

そして、スキンケアも「時短アイテム」を活用すればかなりスムーズになります。

たとえば、オールインワンジェルや導入化粧水などは、複数の工程をまとめてくれる優秀アイテムです。

洗面台まわりにケアアイテムを集約しておく

次に大事なのが、「動線の短縮」です。

化粧水は寝室、ドライヤーは脱衣所、クリームは洗面所…というように、ケアアイテムがバラバラだと毎回の移動が地味にストレスになります。

そこで、スキンケアとヘアケアのよく使うアイテムをひとまとめにして、洗面台にトレイで管理するのがおすすめです。

ちなみに、わたしは無印の小さめのアクリルトレイに、化粧水・乳液・ヘアミルク・ヘアオイル・ドライヤーを並べています。

朝の準備の時短にもなるので、夫にも好評でした。

ケアの順番をルーティン化しておく

「今日はどれからやろう…」と迷っているうちに、気づいたら肌も髪も乾いていた…なんて経験、ありませんか？

よって、ルーティンとして流れを決めてしまうことも効率化にはとても効果的です。

たとえば、

1. お風呂上がりにタオルドライ＋髪を包む
2. 化粧水→美容液（またはオールインワン）を先につける
3. ヘアミルクをなじませてからドライヤー
4. スキンケアの仕上げ（乳液・クリーム）で保湿完了

というような順番を決めておけば、考える時間がなくなるぶんスムーズに動けます。

朝のメイク前も同じ流れを使うと、時短になりますよ。

たとえば「タイマーを使う」という発想も

また、意外とおすすめなのがキッチンタイマーやスマホのアラーム機能です。

スキンケアのあとに「5分以内にドライヤー終える」と決めておけば、うっかりスマホを見て時間が過ぎる…ということも防げます。

実際、わたしも毎晩子どもと一緒にバタバタしているので、タイマーで「自分のケア時間」を区切るようにしたら、焦らずできるようになりました。

尚、音が鳴ると家族も「ママの時間なんだな」とわかるので、声をかけるタイミングも減った気がします。

「ながらケア」で楽しさをプラス

それでも気分が乗らないときには、ながらケアを取り入れると続けやすくなります。

たとえば、

• 音楽を流しながらドライヤー
• YouTubeを聞きながらスキンケア
• 子どもとおしゃべりしながらクリームを塗る

といった工夫をすると、ケアが義務ではなく「リラックスタイム」に変わってきます。

逆に、「急がなきゃ」と思いすぎると余計にバタついてしまうので、時間に追われない工夫をすることが結果的に効率につながるんですね。

では、つづいてよくあるNG行動と、そのリスクについて詳しく見ていきましょう。

よくあるNG行動とそのリスク

スキンケアもヘアケアも、毎日の積み重ねが大切だからこそ、「なんとなく自己流」で続けてしまうクセには注意が必要です。

とはいえ、忙しい毎日の中で、誰でもついやってしまいがちな行動ってありますよね。

そこで今回は、多くの方が知らずにやってしまっているNG行動と、それによって起こるリスクについて、具体的にご紹介していきます。

化粧水だけで満足してしまう

よくあるのが、「化粧水をたっぷりつけたからOK」と思って、そのまま終わりにしてしまうパターンです。

たしかに化粧水は水分を与える役割として大切ですが、そのまま放っておくと、逆に水分が蒸発して乾燥を招くこともあります。

たとえば、濡れたタオルをそのまま干すとすぐカピカピになるように、保湿もフタが必要なんです。

したがって、化粧水のあとは必ず乳液やクリーム、オイルなどで油分のバリアをつくってあげることが大切です。

ドライヤーを後回しにして自然乾燥している

「子どもの着替えが先で、自分の髪はあとでいいや」と後回しにしてしまう方も多いですが、自然乾燥は実は髪にとって大敵なんです。

なぜなら、濡れた状態の髪はキューティクルが開いていてとても無防備なため、ちょっとした摩擦や冷気でもダメージを受けやすくなってしまうからです。

また、頭皮が湿ったままだと雑菌が繁殖しやすく、かゆみやニオイ、フケの原因になることもあるんです。

たとえば、濡れたままのまな板を放置しておくと嫌なにおいがしてくるのと同じような仕組みですね。

スキンケアとヘアケアの順番がバラバラ

前にも少し触れましたが、順番が毎回バラバラになってしまうと、肌や髪の水分が逃げてしまったり、せっかくのケア効果が半減してしまう可能性があるんです。

とくに、スキンケア後にドライヤーの熱風を浴びてしまうと、保湿が台無しになるケースもあります。

よって、順番を意識することが結果的に時短にもなりますし、仕上がりにも差が出てくるんですよ。

熱すぎるお湯や強すぎるドライヤー風

「お風呂では熱めのお湯が気持ちいい」という方もいらっしゃいますが、顔や頭皮に熱すぎるお湯はNGです。

皮膚のバリア機能が弱くなり、乾燥や赤みの原因になることもあるからです。

また、ドライヤーの温度が高すぎたり、同じ場所に長時間あて続けることも、髪のパサつきや切れ毛の原因になります。

たとえば、焦げそうなトーストをずっとオーブンに入れっぱなしにするのと同じで、髪も過熱しすぎるとボロボロになってしまうんですね。

できるだけ、風量が強く温度が高すぎないドライヤーを短時間で使うのがベストです。

トリートメントやオイルのつけすぎ

「保湿は大事」と思って、ついたっぷりトリートメントやオイルをつけてしまうのも落とし穴です。

特に根元までべったり塗ってしまうと、髪がぺたんとして重く見えたり、頭皮に負担をかけてしまうこともあります。

また、つけたあとしっかり乾かさないと、髪同士がベタついてしまい、逆にまとまりづらくなることもあります。

たとえば、ドレッシングをかけすぎたサラダって、味がぼやけてしまいますよね。

それと同じで、適量でポイントを押さえる方が結果的に美しく見えるんです。

自分の肌質や髪質に合っていないアイテムを使い続けている

尚、肌や髪に合っていないアイテムをなんとなく使い続けるのも、長期的に見るとリスクがあります。

口コミがよくても、「自分に合うかどうか」はまた別の話です。

特に、季節の変わり目や産後など、体質が変わるタイミングではアイテムの見直しも必要です。

わたし自身、妊娠中に愛用していたオイルが突然合わなくなった経験があります。

一方で、合うものに出会えたときの仕上がりの違いは感動レベルなので、定期的な見直しも大切ですね。

次に、季節や肌質に合わせてスキンケア・ヘアケアをどうアレンジすればいいのかを一緒に見ていきましょう。

季節や肌質に合わせたケアのアレンジ方法

スキンケアやヘアケアは、一年中ずっと同じやり方でいいと思っていませんか？

実は、季節の変化や自分の肌質・髪質の違いに合わせて、ケアの方法も少しずつ変えることが大切なんです。

たとえばお洋服と同じで、冬に半袖では風邪を引くし、夏にニットでは汗びっしょりになりますよね。

それと同じように、肌や髪も「今の環境や状態」に合ったケアが必要なんです。

春：花粉や乾燥による揺らぎ肌に注意

春は、気温が上がってくる反面、花粉や黄砂、寒暖差の影響で肌がゆらぎやすい時期です。

肌がいつもよりピリピリしたり、赤みが出やすくなったりする方も多いですよね。

そこで春は、低刺激で保湿力のあるスキンケアを意識して取り入れるのがポイントです。

たとえば、アルコールフリーの化粧水や、セラミド配合の乳液などが安心感があります。

更には、帰宅後はすぐに顔を洗って花粉を落とすだけでも肌の負担がぐっと減ります。

髪に関しても、外出後はブラッシングでホコリを払うなど、ちょっとした一手間が差になります。

夏：皮脂と紫外線によるベタつき＆乾燥対策

一方で夏になると、汗と皮脂が多く出てきて、肌も髪もベタつきやすくなりますよね。

しかしながら、ベタついているからといって、何もしないのは逆効果です。

なぜなら、汗で一時的にうるおっているように見えても、実際には紫外線の影響で肌のバリア機能が落ちて乾燥していることも多いからです。

たとえば、日焼け後に肌がカサカサになるのと同じですね。

よって、夏は「さっぱりとした使用感の中にも、しっかり保湿してくれるアイテム」が理想的です。

ヘアケアでは、UVカット効果のあるヘアオイルやスプレーを取り入れて、紫外線から髪を守るのがおすすめです。

尚、冷房の効いた部屋に長時間いると肌も髪も乾燥するので、保湿ミストや洗い流さないトリートメントでこまめにケアすると効果的です。

秋：夏のダメージをリセットしながら、保湿を強化

秋は、夏に受けた紫外線や汗のダメージが肌や髪に表れやすい時期です。

肌がごわついたり、毛先がパサついたりして、「なんだか調子が悪いな」と感じる方も少なくありません。

ですから、秋は“リセット＆いたわり”のケアを心がけましょう。

たとえば、酵素洗顔ややさしいピーリングで古い角質を取り除き、そのあとにしっかりと保湿してあげる流れがおすすめです。

髪には、集中補修タイプのトリートメントを週1〜2回取り入れると、パサつきが落ち着いてツヤが戻ってきますよ。

ちなみに、秋は空気も徐々に乾燥してくるので、保湿の「重ね技」が効く時期でもあります。

冬：とにかく乾燥に打ち勝つ「守るケア」を

冬は、一年の中でもっとも乾燥が進む時期です。

そのため、保湿をしっかり“守る”ことが中心になります。

たとえば、スキンケアでは化粧水のあとにオイルやバームでふたをすることがとても重要です。

肌が粉を吹いていたり、ヒリヒリしてしまう場合は、敏感肌用の高保湿クリームに変えるだけで一気に落ち着くこともあります。

髪に関しては、ドライヤーの前にミルクタイプのトリートメントをなじませてからオイルを重ねるなど、二段階のケアで水分を逃がさない工夫をしてみてください。

尚、加湿器を使って部屋の湿度を保つことも、実は大きなケアのひとつです。

乾燥した空気は肌だけでなく、髪の静電気や広がりにも影響しますので、室内環境にも少し気を配ると変化を実感できます。

ではここからは、これまでのケア習慣を見直すうえで役立つ「まとめ」に入りましょう。

まとめ

毎日のことだからこそ、スキンケアとヘアケアの順番って、ちゃんと考えるだけで仕上がりにすごく差が出るんだなぁって改めて思いました。

お風呂上がりって、バタバタしがちだし、自分のことはつい後回しにしちゃいますよね。

でも、顔も髪も「水分があるうちのケア」が大事なんだって気づいてからは、ちょっとした順番やタイミングを見直すだけで、肌のモチモチ感も髪のツヤも変わってくるようになりました。

特に、タオルドライしながらスキンケアのベースを済ませて、そのあとにドライヤーとヘアオイルという流れにすると、焦らず落ち着いてケアできるんです。

わたし自身、子どもが小さいので思い通りにいかない日もあるけど、「今日はこの流れだけやっておこう」と決めると、なんとなく自分にも優しくなれる気がしてます。

季節や肌質に合わせたアイテム選びも、ちょっと意識するだけで楽しくなってきますよ。

無理せず、でも自分を大切にする時間として、毎日のケアを気持ちよく続けていけたらいいですよね。

参考記事

・ヘアケア ミスト ミルク オイル 順番の正解とは？プロ直伝のケア方法

・【ヘアケア スキンケア どっちが先】忙しいママでもできるケアの正解とは？

・ヘアケア匂い混ざる時の対策5選｜もう失敗しない香りの選び方

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・ヘアケア初心者でも安心！ミルクとオイルの使い分け完全ガイド